正直に言うと、面接って何回行っても慣れません。
ただ、50代でのバイト面接は、若い頃とは少し違う緊張があります。
面接にはあらかじめ、シフトも、働き方も、自分なりに無理のないラインを決めてから行きます。
それでも実際の面接では、
「どう答えるのが正解なんだろう」と迷う場面がありました。
今回は、困ったというより、
本音と建前のあいだで悩んだことを書いてみます。
まず一つ目は「シフトはどれくらい入れますか?」
事前に、自分の中では決めています。
無理をすると続かないことも、もうわかっているので。
でも、いざ聞かれると考えてしまいます。
この答えで不利にならないか。
もう少し多く言ったほうがいいのか。
決めてきたはずなのに、
その場で少し揺れてしまいました。
次に「長く働けますか?」
長く働くつもりで応募しています。
それは本音です。
ただ、これから先のことは正直わからない。
体調や生活の変化もあるかもしれない。
それでも「大丈夫です」と答えるしかない。
その言葉に、少しだけ引っかかりが残りました。
「若いスタッフとうまくやれますか?」も印象に残っています。
聞かれた瞬間に、年齢を意識しました。
普段はあまり考えないことでも、こういう場でははっきりと感じます。
「大丈夫です」と答えながら、
本当は少しだけ不安もある。
でも、それをそのまま伝えるのは違う気もして、
結局、無難な答えに落ち着きました。
「前の仕事を辞めた理由は?」も難しい質問です。
理由はちゃんとあります。
通勤の負担や、体力的なこと。
でも、それをそのまま伝えると
マイナスに受け取られるかもしれない。
だから言い方を考える。
けれど考えすぎて、何が正解かわからなくなる。
そんな感覚がありました。
最後に「忙しい時間帯も大丈夫ですか?」
経験があるからこそ、忙しさは想像できます。
簡単に「大丈夫」と言い切れない自分もいます。
それでも、ここでも「大丈夫です」と答えました。
少しだけ無理をしている感じが残ります。
こうして振り返ると、
どの質問にも“正解”はなかったように思います。
あらかじめ準備していっても、
その場で迷うことはある。
本音と建前のあいだで揺れるのは、
年齢に関係なく自然なことなのかもしれません。
うまく答えられたかどうかはわからないけれど、
その場で一生懸命考えて答えたことは事実です。
それで十分だと思いながら、
また次の面接に向かおうと思います。

